どうも!コバヤシです。
マイアミ・マーリンズのイチロー選手がとうとうメジャー通算3000本安打を達成しました。
2016年8月8日、ロッキーズ戦で先発出場して第4打席に三塁打を放ち、史上30人目のメジャー通算3000本安打を達成しました。
やー、すごい。
3000本目を動画でチェック!
それではここでMLBの公式YouTubeチャンネルから、記念すべき3000本目の安打を確認しましょう。
もう少しでホームランやんけ!おおー、ボンズコーチとハグしとる…。これは貴重な映像ですね。
思わず涙をみせたわけ(邪推)
イチロー選手は、3000本目の安打を放ってマシスのタイムリーでホームに生還してダグアウトに戻ったあと涙をみせたそうですが、さもありなん。
日米通算安打数でピート・ローズを抜いたとき、ローズにやいやい言われましたよね。
「認めない」「意味ない」「俺のがスゴい」
それはローズが大人気ないのは間違いないんですけど、そうはいっても一部でそういう空気は確実にあったんでしょう。だからモヤモヤしてたはずです。
広島カープの黒田投手が日米通算200勝を達成したとき「日米通算は認めない」とユーモアとウィットに富んだコメントをしても、そのモヤモヤは消えなかったでしょう。
しかし3000本でそれが晴れた。今回はメジャーだけでの記録ですから、確実に評価されますし野球殿堂入りも確実になったでしょう。
モヤモヤスッキリ!となったことでしょう。「どうじゃ!」という思いもあったかもしれない。ホッと安堵する気持ちもあったでしょう。それで思わず涙が出たんじゃないでしょうか。
もちろん、ただただ単純に嬉しいというのが大きいとは思いますけども。
記者会見で語ったこと
試合後の記者会見です。
「ホームランは全く狙っていないが、打球が上がった瞬間はフェンスを越えてほしいと思った」ってのがイチローらしくなくて良い。
そして、「もう少し感情を無にしてきたところをなるべく嬉しかったらそれなりの感情、悔しかったら悔しい感情を少しだけ見せられるようになったらいいなというふうに思います」というのに、心底「良かったね、イチロー」と言ってあげたくなりました。ぼくが何様なのかは知りませんが。
イチロー選手がヤンキースに移籍したとき、これで少しは野球を楽しめるんじゃないかと思ってましたが、そんな甘いもんじゃなかったんですね。でも、今度こそ、次からは楽しめるようにちょっとはなるんじゃないかな。
そしてそれは、イチロー選手の目標である「50歳まで現役」を達成するために割と大事なことじゃないかな、と思います。
偉大なるニュースを知って思い出したこと
ぼくはこの「イチロー、メジャー通算3000本安打達成」のニュースを知ったとき、イチロー選手がメジャーに挑戦するときに思ってたことを思い出してました。
「イチローがメジャー?ほーん。まぁヤツの技術なら3割は打てるんちゃうかな。技術はそれなりにあるから。でもリストのパワーが足りんやろ。あれくらいの打者やったらメジャーにはぎょうさんおるわ。まぁ、守備と足で重宝されて試合にはそれなりに出れるやろな」
ハイ、申し訳ありませんでしたぁ!
そして、おめでとうございますぅ!更なるご活躍を、はるか日本からこのオッサンが祈っておりますよ。
ではまた。