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野口英世のパスポートが発見されたけど、そういえば野口英世もショーンKばりの学歴詐称をしていた

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どうも!コバヤシです。

福島県猪苗代町は日本を代表する偉人、野口英世の出身地です。その生家はそのまま野口英世記念館となっています。

野口英世 波乱の生涯

そしてこのたび、その野口英世記念館から面白いものが発見されたようです。

 

野口英世の“パスポート”

その面白いものとは、パスポートで、彼が23歳のときペストの国際予防委員会のメンバーとして清の牛荘(ニューチャン)に渡航する際に発行したもの。

www.minyu-net.com

このパスポートは、2016年4月1日からの野口英世記念館のイベントに出展されるそうです。

 

野口英世も学歴詐称をしていた!?

さて、巷ではショーンKなる方が学歴詐称だ経歴も嘘っぱちだハーフじゃねーじゃねぇかホランチョ川上!とか言われまくって大変なことになってますね。その詳細はここの本題ではないので省きますが、ていうか多分皆さんの方が知ってますね。だから置いときます。

 

みなさんにここで残念なお知らせです。実は今回パスポートが見つかった日本の偉人、野口英世も学歴詐称をしてるんです。ショーンKばりです。ショーンヒデヨです。

伝染病の研究者として注目され始めた野口英世は1900年に渡米し、サイモン・フレクスナー博士の助手の職に就きました。その際にフレクスナーに渡した履歴書に英世は「1893年(明治26年)5月に東京医科大学に入学し3年で卒業」と記していますが、これがまったくのウソなんです。1893年は、まだ英世が会津若松に居るときですし、その後も済生学舎(現在の日本医科大学)に数ヶ月通っただけです。もっとも、卒業はしてますが。

そしてアメリカでの論文では初っ端から「医学博士」と明示していますが、これもウソです。当時、日本には医学博士は数えるほどしかいませんでしたし、英世は当然その中には含まれていません。

ハッタリをかなりかまして頑張ってたんですね、ショーンヒデヨは。

 

もっと鬼畜なエピソード

この渡米の際に、英世は渡米する資金を調達するために斎藤ます子さんという女性と婚約をします。帰ってきたら結婚するからお金出して?と言ったところでしょう。

そして渡米後、手紙をやりとりしていた知人・血脇守之助に「(斎藤ます子は)顔が醜いし品がないし」とヒドいことを言っています。血脇は破談を申し入れるようアドバイスしていましたが、英世は自分から破談するのはイヤなので相手から破談されるように色々と画策していたようです。なかなかの鬼畜ですな。

さらに鬼畜なことに、キッチリと結婚して責任を果たせと言って来る斎藤家に対しては「忙しいからムリ。それよりヨーロッパに留学したいからお金ちょうだい」と信じがたいことを言ってのけています。

なんなのこの人。

 

何の話だっけ?

ああそうそう、野口英世のために発行されたパスポートが見つかった、という話でしたね。

野口英世は日本が世界に誇る偉人ですから、嬉しいし、自慢していきたいです。

東京医科大学を卒業医学博士にまでなった上に渡米できるまでの財力もある野口英世は、もし現在生きていたら『報道ステーション』という素晴らしい報道番組にコメンテーターとして出演し、鋭いコメントをしていたかもしれませんね。

「人を騙すような人は醜いし品がない」とかね。

 

ではまた。