どうも!コバヤシです。
いやああああ、昨日(2016年7月7日)暑かったねえええええええ。
梅雨通り越して夏!日本の夏!日本特有のジメジメした夏!ってカンジでしたけど、どうなってんの?梅雨!?ちゃんと雨降ってくれない?降られるのはメンドくさいけど水足りなさすぎだヨ?
関東ヤバい。他はどう?
ていうか関東はホンマに水不足の話題がニュースとかで連日伝えられたりして、ついには「取水制限」なる言葉も飛び交っています。
それで娘なんかは「水出なくなんの?ねえねえねえ???」って毎日言ってますし、実際「取水制限」とか「給水制限」とか言われても良く分からないという人も結構いるんですよね。
そこで、「取水制限」と「給水制限」の違いを軽く調べてみました。
取水制限と給水制限
取水制限
「取水制限」は、その名の通り、川などから「水」を「取」ることを「制限」することです。
ダムの貯水率が減ってきていよいよ、となったときに発動されますが、これを決めているのは「渇水対策連絡協議会」というところです。
6月半ばに関東地方の利根川水系のダムの取水制限がかけられましたが、それは利根川水系枯渇対策連絡協議会というところが行ったものです。結果の資料も公開されています。
→平成28年度 第1回利根川水系渇水対策連絡協議会の開催結果(PDF)
取水制限は10%ごとに実施されるようですが、20%にもなったら結構な量ですよ、少なく見えますが。
取る水の量を制限して梅雨の雨を待つ、みたいな感じでしょうか。それまではほんの少し水道の水の勢いが弱まるかもしれませんが、ガマンガマン。
給水制限
さて、取水制限をしてもまだ水が足りなくなるんじゃね?と言う懸念が生まれてきたら事態はさらに進んで「給水制限」が実施されてしまうかもしれません。そうなるともう、いつものように水を使うことはできなくなるでしょう。
まずは水道から出る水の量を少なくします。「減圧給水」といいますが、この辺まではある意味「取水制限」と何ら変わりません。
しかし、次の段階になると「時間給水」というものになり、要するに時間を決めてその時間は水を出なくする、という処置です。平たくいうと「断水」です。こうなると風呂やトイレや料理に支障をきたしまくり。
さらにそれでもヤバい!水が無くなる!?なんてことになると、水道は止めちゃって給水車がやってきてひとり一日ナンボという換算で水が配られます。
平成6年渇水
じゃあ今年どうなのやばいの給水制限なんてことになるの?というところが大変気になるところですよね。
実は、利根川水系のダムについていえばその貯水率は今現在60%を下回っているそうです。そしてこれは、全国的に給水制限がなされて日本列島がカラッカラになった1994年よりも減っているそうですよ(参考:平成6年渇水 - Wikipedia)。このときは、関東は断水こそ少なかったものの、長い間給水制限をしていました。
ですから、これ以上雨に見放されると、もしかしたらヤバいかもしれません。
雨、雨、降れ、降れ
いつ来るかわからない降雨だのみが現状ですけども、みんなで出来ることは一丸となってやらなければ、これから先の給水制限もあり得ます。
なので普段から、ぼくらは出来ることをやっておかなくてはいけません。
みなさん、水を大事にして常に節水を心がけましょうね。
ではまた。