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ウィンキーソフトの代表作は『スーパーロボット大戦』などではない!

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どうも!コバヤシです。

ゲーム開発会社のウィンキーソフトが破産開始決定を受けて事実上倒産というニュースがぼくの中を駆け巡っています。

www.4gamer.net

ゲーム情報サイト大手の『4Gamer』もそうですが、どのニュースをみても“「スーパーロボット大戦」で知られる”だの“代表作は『スーパーロボット大戦』シリーズ”みたいに書いてるけど、違うでしょ!

ぼくらレトロPCゲーマーからしたらウインキーソフトは、スパロボなんかじゃない!

ごめん今回はマニアックに行くよ。

ウィンキーソフトはソフトハウスだった

『スーパーロボット大戦』シリーズなど、ウィンキーソフトはゲーム開発のみで販売はしていませんでした。ゲームボーイ版の『ぷよぷよ』なんかもウィンキーソフトが開発してますね。

しかし、ファミコン登場以前、ウィンキーソフトはパソコン用ゲームソフトを自社で開発し、販売までしていたのです。

そして、素晴らしいRPGを世に出しているのです。

ウィンキーソフト3大RPG

「ウィンキーソフト3大RPG」とは、ウィンキーソフトがパソコン向けに立て続けにリリースしたRPG、『アークスロード』、『ロストパワー』、『ルーイン』のことで、この呼び方は今ぼくが思いつきました。

ちなみに『ルーイン』のパッケージ画像(クリックで駿河屋さんに飛びます)。

なかなかツッコミどころ満載な絵です。これがウィンキーソフト。

で、「ウィンキーソフト3大RPG」のうち、ウィンキーソフトの代表作と言っていい名作は、やっぱり『アークスロード』なのです。

アークスロード

『アークスロード』はウィンキーソフトが1985年にリリースしたRPGです。

当時の水準をはるかに超えたグラフィックが特徴で、クリアするのはかなりの忍耐を要するゲームでした。

f:id:gaou2:20160219010044g:plain

タイトル画面のワイバーンも美しい。

この『アークスロード』は、まぁとにかくキビシいゲームでした。

スタート地点から離れるほどにモンスターが強くなるとかいう仕様ではなく、スタート地点近辺でも道を外れれば超強力なモンスターと出くわす可能性が高い。ていうかそもそもプレイヤーが操るパーティは、スタート直後は農民にすらかなわないほど弱っちいのです。さらにいうと、ゲーム後半、超絶鍛え上げたキャラクターでもドラゴンのブレス一発で即死するような鬼畜仕様です。

まぁこのころのゲームはこんなもんでした。

死なないように慎重に慎重を重ね、なんとか少しずつシナリオを進めていくからこそ、宝箱のありがたみは例えようがありませんし、強敵を撃破したあとは嬉しすぎるのです。

そんな感動は、今のゲームじゃありえない。ていうか、このまんま今のゲーマーたちに渡したら間違いなく「クソゲー」のレッテルが貼られるに違いありません。

プレイヤーvs制作者、みたいなところが当時のゲームにはあって、その時代の空気がないと確かにクソゲーなんですよね。

そうなのです。ウィンキーソフトの代表作はクソゲーなのです!違う。時代の空気込みで名作中の名作なのです!

ウィンキーソフトよ甦れ

そんなゲームを遊ばせてくれたウィンキーソフトが倒産だなんて、悲しすぎます。

と同時に、悲しんでる連中が「スパロボがー」「スパロボがー」とか言ってるのを見ると「ちゃうねん、スパロボとかじゃないねん、おっちゃんが教えたるわ」とか思いますが、実際に教えてあげたら「なにこのクソゲー」という答えが返ってくるので黙ってるオッサンなのでした。

ウィンキーソフトの代表作は『スーパーロボット大戦』シリーズだよね!

 

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